わだつみ保育園ではおむつに頼りすぎない保育を進めています。
おむつなしというと、すっぽんぽんですごすの?!などと思うかもしれません。決してそういうことではなくて、『おむつに頼りすぎない』保育をしていきたいという気持ちからはじまりました。ですので、子どもが一人でトイレで排泄できるようになるという結果を強く求めているわけではありません。子どもたちとのコミュニケーションの一つという視点でとらえていきます。「外で出て気持ちがいい!」という感覚に寄り添ってキャッチできるタイミングで取り組んでいきます。
ある日の0歳児にじ組さんの様子。2歳児のたいよう組さんの後ろをついて行く子どもたち。試しに便器に誘ってみると、自ら座り嬉しそうな笑顔をみせました。その笑顔を見て「この子たちにもできる!やってみよう!」と確信し、にじ組さんのおトイレ作戦をスタート!
まずはお昼寝明け、おむつ交換をトイレでしてみることにしました。立ったまま床におしっこが出た時のすっきりした表情。開放的な排泄ができるとその後は、おむつ履きたくない!と10分以上トイレにいることも(笑)
そして初めてトイレに座っておしっこが出た時。不思議そうな顔で自分のおまたと私の顔を見ていました。私が「ちっち出たね!気持ちいいね、やったね!」というととびっきりの笑顔に。おしっこが出た、気持ちいい、嬉しい、そんな経験一つひとつが子どもたちの力になります。
「子どもたちの持っている力ってすごい!」子どもたちを見ていて毎日気付かされることです。保育園で過ごす毎日の中に、気持ちのいい排泄ができる環境を作っていきたいと考えています。
おむつなしについて1月から職員が講座を受けたり本を読んだりしながら勉強をしています。まだ始めたばかりの取り組みです。
その中でも
赤ちゃんの時期からおしっこやウンチをしたいなという排泄の欲求があること
言葉をしゃべらなくてもとてもよくお話をきいていて理解していること
排泄を通して赤ちゃんとコミュニケーションがとれること
など
をはっきりと感じ取ることができます。
これからも色々とトライしながら、試行錯誤していく途中の段階です。
「おうちでもおむつなしをやってほしい」ということではありません。もちろん興味をもったり一緒にやりたいという声は大歓迎です。園ではのんびりやっていこうかなと思うので、不安なこと、心配なことなどあれば職員に声をかけてください。
おむつに頼りすぎない保育に関する参考情報
和田先生との対談動画
おむつなし育児研究所の和田先生との対談を受けました。こちらからご覧下さい。
おむつなし育児研究所のHP
和田先生が運営されるおむつなし育児研究所のサイトにも多くの情報が掲載されています。
おむつなし育児研究所HPはこちら
おむつなし育児無料動画講座
おむつに頼りすぎないことの本質を和田先生がお話しています。10分×3回の動画であっという間に観ていただけます。
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